風呂
お風呂は日本人にとってはなじみの深いものです。最近はシャワーで済ませている方も多いようですが体温を上げる為にはゆっくり湯船に浸かって温まって下さい。シャワーではほとんど体温は上がりません、冬はむしろ体温が下がってしまいます。
お風呂は体の内部が暖まって体温が上がる前にのぼせてしまう場合も有りますので、40℃以下の適温で20分位の半身浴がお勧めです。適温での半身浴は水圧がかからず、心臓への負担も少ないので心臓の弱い方や血圧の高い方にもお勧めです。冬の半身浴は浴室が寒いので事前に浴室を温めるかバスタオルで肩から覆う等、工夫が必要となります。
42~43℃位の熱いお風呂が好みの方もいますが、温度が高いと長い時間は入っていられません、皮膚の表面は真っ赤になって暖まっていますが、意外と体の深部は暖まっていません。体温を上げる目的でお風呂に入る為には39℃で15~20分位が目安です。
また、意外とお風呂での事故が多いので注意も必要です。血圧の急激な変化で意識を失って事故に繋がるようです。特にお年寄りや心臓の弱い方、血圧の高い方は注意しましょう。お風呂で意識がなくなると溺れてしまうわけです。心配な方は家庭用の遠赤外線サウナを自宅に導入する事もお勧めです。家庭用の遠赤外線サウナは通常40℃からの設定ができ、万が一、意識を失っても溺れる事は有りませんので安心です。最近、遠赤外線サウナを自宅に置く家が増えてきたようです。